○ シンギュラリティポイント
iPhone Xが、いよいよ発売されましたが、コンピューターの技術革新の速さは凄まじいものがあります。
私が大学を卒業して、システムエンジニアになった当時は、大型コンピュータはまるで家具のタンスのようでした。
しかも、それは空調が完全に制御されたコンピュータールームに鎮座していました。
新卒で入社した頃の私は、そのコンピュータールームのセンターコンソールで、非常に高価なコンピューターを扱うことに非常に緊張と達成感を感じていました。
しかし現在は、その当時の大型コンピューターよりも、遥かに性能が良いものが、手のひらに乗ってしまうのです。
コンピューターの発達によって、我々のライフスタイルも一変してしまいます。
それを象徴するのが、シンギュラリティポイントの存在です。
2045年に、その時代が迎えられると言われています。
では、そのシンギュラリティポイントは何かといいますと、コンピューターの発達の速度が、ほぼ垂直になるということです。
コンピューターの発達の速度は、ムーアの法則と言う考え方があます。
それは18~24ヶ月ごとに、コンピューターの処理速度が倍になると言う法則です。
現在までその法則が成り立っており、その通りってしまうと2045年に、コンピューターの発達の速度がもう予想不可能になってしまうのです。
その時に我々の生活や、生き方も一変してしまうことでしょう。
○ 大失業時代の幕開け
コンピューターの発達に伴い、人工知能によって、我々の従来の仕事がどんどんなくなってしまうと予想されています。
典型的なものは自動車で、自動運転が可能になり、将来的には自動車は人間の手によるものではなく、コンピューターによる自動運転に変わってしまうことでしょう。
そのような状況になると、現在ドライバーとして仕事をしている職種がなくなってしまうということです。
その為に、20年後には約2人に1人が、失業してしまうと言われています。
今現在のあなたの仕事も、そして会社の組織も、20年後には大きく変わってしいます。
その時に1番大切なのは、自己の確立です。
大半の人にとって、自分の存在は、自分の仕事を通じて確認されているものです。
しかしそうした仕事そのものがなくなってしまうと、自分は一体どんな存在かと言う大きな問題に直面することになるでしょう。
○ 自己確立の必要性
以前のように、良い大学を卒業し、一般企業に就職し、結婚してマイホームを持ち、一生を送るといったワンパターンの人生設計は、完全に崩れ去っていくことでしょう。
そうしたときに、一番大切なのは、自分は一体どういう存在なのかということを、しっかりと認識しなければいけないと言うことです。
なぜならば、人工知能コンピューターによって、自分自身のアイデンティティーを見出す、職業が無くなってしまうからです。
しかも、コンピューターに対しても普通に会話ができ、コンピュータの中に感情も作り出せるので、もしかしたら将来あなたの1番の友人は、人工コンピューターになるかもしれません。
そのような時代を迎えたとき、そもそも人間とは何かと言う究極的な問題に、人類は正面から向き合わなければいけない時代となることでしょう。
その時、一番必要とされるのは、ヨガの哲学で伝えている、自分の本質を理解するということです。
これからの時代は、そうした意味でヨガ哲学を理解することによって、自分とは何かをしっかり理解しないと、生きることが困難な時代となるでしょう。
コンピューターによって支配されてしまう事も、単なるSFの世界ではない現実の問題となります。
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