コンセプト


「スダルシャナ」は古くインドの神話に登場します。
天地創造時にヴィシュヌ神が手にする武器が「スダルシャナ」。
この武器によってヴィシュヌ神はアスラという悪魔を退治し、この世に平和をもたらしました。

サンスクリット語で、「ス」は「良く」、「ダルシャナ」は「真実を観る」という意味。
つまり「スダルシャナ」は「真実を良く観る」ということになります。

ヨガの世界では、この世は「幻」と説いています。
この「幻」の世界で、私たち人間は悩み・迷い・悲しみ・苦しんでいます。

しかし真実の世界は、変わることのない永遠の至福に満たされた世界です。
この世は、「我」という意識が創りだした束縛から成り立っているので、
「スダルシャナ」を使うことによって、私たちはその束縛から解放されてゆきます。

そして「スダルシャナ」は、ヨガの総合的な実践
(ポーズ練習・ヨガ哲学の学び・瞑想・食事)によって手にすることができます。

総合的な「スダルシャナ・ヨガ」を普及させることで、
一人でも多くの方が「スダルシャナ」を手にしていただき、
至福の真実への道に向かわれることを願っています。

「スダルシャナ・ヨガ」を実践することで得られる幸せは、次の4つです。

モクシャ
(人間の悩みの根源である自己束縛からの解放)
カーマ
(健康な心身より得られる豊かな感性)
アルタ
(人生を歩む上での確かな財産と知識的な基盤)
ダルマ
(自分が本来やるべき使命の実践)

これら4つの幸せを得ることを目的として、現代社会に適応しながら実践する総合的ヨガ。
それが「スダルシャナ・ヨガ」なのです。

音声解説
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